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ちょいS部長の羞恥レッスン
第13章 プールにて
 関係が始まった当初なら、こんな言葉を聞くと、璃子は震え上がっていたはずだ。

 しかし、今となっては、璃子はさほど動じない。

 その理由として真っ先に考えられることは、もちろん「慣れてきたから」ということだ。

 そして、藤崎が自分の身体を傷つけるようなことは一切しないと既に分かったということもまた、大きな理由の一つだった。

 藤崎を不機嫌にさせたくないので、璃子はよく考えながら言う。

「そんなつもりじゃ……。ただ、今もこうして、私が飲むのを待ってくださってますし……嬉しくて」

「飲んでる最中に車を発進させて、お前がジュースを座席にこぼしでもすると困るからな」

「こぼしませんよ~! でも……ありがとうございます」

「分かったら大人しく黙って飲め。飲み終わったら言え」

「はい」

 その後の沈黙も、以前よりは気詰まりに感じない璃子。

 黙って静かに待ってくれる藤崎の隣で、璃子は冷たいジュースを喉に流し込んだ。




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