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ちょいS部長の羞恥レッスン
第15章 フットサル
 その夜、寝室にて消灯する直前に藤崎が璃子に言った。

「明日とあさっては久々にフットサルに参加してくる。お前は好きに過ごすといい」

「見に行ってもいいですか?」

 璃子は即座に尋ねてみた。

「好きにしたらいいが、そもそも璃子はルールを知ってるのか?」

「知りませんけど……ミニサッカーみたいなものですよね?」

「まぁ、当たらずといえども遠からず、か」

「なら、一緒に行きます!」

 元気良く言う璃子に、藤崎は「分かった」と言って頷き、電気を消す。

 そして、「おやすみ」の挨拶の後、藤崎の隣で璃子は目を閉じた。




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