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ちょいS部長の羞恥レッスン
第21章 花火大会
「着いた。この先だ」

 藤崎が言った瞬間だった―――。



 ドーンという大きな音が響き渡る。

 舗装すらされていない夜道を藤崎と歩きながら、璃子が言った。

「始まったみたいですね」

「今のは試し打ちみたいなものだろう。どうやら間に合ったみたいだな」

 いつもどおり冷静な口調でそう言うと、藤崎は璃子の手をグッと握って引き寄せる。

 自然な様子で手を繋がれたような格好となり、璃子の心は大きく跳ねた。

 心の中で「今までいっぱいエッチとか、色んなプレイとかをやってきてるのに、今さら手を繋いだだけで、私はどうして動揺してるんだろう」と自分で自分に呆れながらも、胸の鼓動はいつになく速いままだ。

 藤崎はそんな璃子にはお構いなしに、さらに細くなった道へと入っていく。



 そして数十秒後、二人は見晴らしの良い場所に出た。




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