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ちょいS部長の羞恥レッスン
第21章 花火大会
 藤崎が冷静な声色で、再度璃子に囁く。

「動かなければバレることはないだろ」

 狼狽と困惑の極地に立たされ、璃子は返す言葉もない。

 ほんの数メートル先に人がいるというこの状況で、藤崎と性器を組み合わせているのだ。

 ただ、この状況がもたらしたものは、狼狽や困惑ばかりではない。

 言いようもない興奮もまた、璃子に与えているのだ。

 身体は全く動かさずとも、シンボルをくわえ込んでいる花筒は淫らな収縮をやめることはなかった。

 花蜜は次から次へと溢れ出て、璃子の興奮を如実に示している。

 璃子は「見られたら大変」とばかりに、何度も何度も浴衣の裾を手で動かし、結合部が横から見えないようにしようと努めた。

 声の我慢もしなくてはならない璃子は必死だ。




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