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ちょいS部長の羞恥レッスン
第21章 花火大会
 そんな璃子とは対照的に、藤崎は時折快感から顔を歪める程度で、いつもどおりの冷静な態度を維持している。

 きょろきょろする璃子に向かって、藤崎がまたも囁いた。

「今さら慌てたところでもう遅いだろう。それより、花火をしっかり見ろ。せっかく来たんだろ」

「は、はい……」

 そう素直に答えつつも、花火をじっくり鑑賞する余裕は、今の璃子にはなかった。

 それでも、藤崎の機嫌を損ねたくないので、花火の方を向く璃子。

 打ち上がる花火の量は明らかに増してきており、その彩りは美しい限りではあったが、璃子の頭の中は現在進行中の性交のことでいっぱいだ。

 人に気づかれるかもしれない恐れから、興奮と感度を増している花筒は、容赦なくシンボルを刺激していく。

 シンボルの方も、時々ビクビクと動いており、花筒の締め付けに対してまるで感謝しているかのようだった。




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