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ちょいS部長の羞恥レッスン
第5章 部長との初めての夜
 冷笑にも似た笑みを浮かべた藤崎が言った。

「欲しいか?」

 璃子には何のことかすぐに分かったが、さすがに心の準備がもう少し必要だった。

 それでも、逃れる道はどこにもない。

 雄雄しくそそり立っているシンボルに、嫌でも視線が止まってしまう璃子は、心ならずも答えていた。

「欲しいです……」

「何をだ?」

 顔をそらし、目を背ける璃子。

 恥ずかしさで詰まりそうになる言葉をどうにか口に出そうと、かなり努力をして、璃子は答えた。

「高虎さんの…………ペニスを……」

「違う言い方をしろ。それから、どこに欲しいのかもはっきりと」

 藤崎の厳しい指示が飛ぶ。

 半ば自棄的になりながら、璃子は泣きそうになって言った。




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