この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイトの人
第20章 約束
息が落ち着き、ようやくチヨは顔をあげる。

「やだっ」

目の前には、タカダがまだスマホをチヨに向けていた。

「んん?そうそう、そうやって恥じらうとこがかわいいよね」

両手で顔を隠し、体を縮こませるチヨを映し終えると、タカダはようやくスマホを置いた。

「ね、気持ちよかった?」

チヨはタカダに手をとられ、勢いのままその胸に顔を埋める。

「どう?俺に見られながら自分で慰めて、気持ちよかったの?」

「…はい」

「んん?はい、じゃなくて。ちゃんと言って。何をして、どう思ったの?」

チヨはタカダの胸で顔を振る。

「んん?ご褒美、いらない?」

「…あ…」

優しく抱きしめながら、いつだってタカダは意地悪だ。

「気持ち、よかったです」

「どうして?」

「あの、その…、タカダのさんに、見られながら、その、オナニーして、気持ちよかった、です」

ぽんぽんと、頭を撫でられる。

「そっか。じゃあもう満足?」

チヨは、反射的に首を振る。

「足りないの?」

「…はい」

「そ?でも、まだ俺約束破りたいってほど、欲情してないんだよ。ごめんね。いいよ、満足するまでオナニーしてて」

「やだっ、そんなの…」

「んー?でも、何も今日はしてあげられない約束だしなぁ」

顔をあげると、ニヤニヤと笑うタカダと目が合う。

「約束、でしょ?」

「そんな、ご褒美、は?」

「んー、ご褒美?じゃあ、これ見せてあげようか。俺のお宝」


タカダは、チヨから離れると、鞄の中からケーブルを取り出す。

「良かったよ、昔ながらのブラウン管だと、見せてあげられなかったし」

テレビにそのケーブルをつなぐと、その先にスマホを取り付けた。

「ほら、見て」

タカダはテレビをつけた。
/182ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ