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サイトの人
第21章 帰路
「んんっ、あっ」
助手席から、噛み殺したように耐える細い喘ぎ声が響く。
タカダはそれに構うことなく、高速を走る。
いつまで。
ひたすら、終わることのない振動がチヨの体を襲う。
着替えた黒いブラは、内側にローターが仕込まれていた。
先端を低い振動が響く。
さらに、スカートを捲られたまま、露わになった下半身には。
タカダの言う通り、中と外をじわじわと責められ続けていた。
「や、はあっ」
チヨは不自由な体を悶えさせるも、それが止まる様子はない。
それもそのはずで。
駐車場でスイッチを入れたタカダは、2つのリモコンをビニール袋に戻すと、後ろの座席に投げた。
「高速降りるのと、電池が切れるの、どっちが早いかなぁ」
意地悪そうなその声に、チヨはタカダの意図を知る。
「えっ、そんな…」
「俺は運転で手が離せないからね。限界だったら自分でリモコン止めていいよ」
「でも、これじゃあ…」
「ん?なに?」
タカダと目が合い、チヨは諦めたように顔を背けた。
スイッチを止めるには。
タカダが運転をやめるか、チヨが自ら止めるしかない。
けれど助手席で、手を拘束したチヨにはそれができるはずもなかった。
店から出ると、車はすぐに高速のインターをくぐる。
ここまで、どれだけ時間かかったっけ。
行きの時間を思い出そうとしていたのは最初のうちだけで。
しばらくすると、チヨは何も考えられなかった。
助手席から、噛み殺したように耐える細い喘ぎ声が響く。
タカダはそれに構うことなく、高速を走る。
いつまで。
ひたすら、終わることのない振動がチヨの体を襲う。
着替えた黒いブラは、内側にローターが仕込まれていた。
先端を低い振動が響く。
さらに、スカートを捲られたまま、露わになった下半身には。
タカダの言う通り、中と外をじわじわと責められ続けていた。
「や、はあっ」
チヨは不自由な体を悶えさせるも、それが止まる様子はない。
それもそのはずで。
駐車場でスイッチを入れたタカダは、2つのリモコンをビニール袋に戻すと、後ろの座席に投げた。
「高速降りるのと、電池が切れるの、どっちが早いかなぁ」
意地悪そうなその声に、チヨはタカダの意図を知る。
「えっ、そんな…」
「俺は運転で手が離せないからね。限界だったら自分でリモコン止めていいよ」
「でも、これじゃあ…」
「ん?なに?」
タカダと目が合い、チヨは諦めたように顔を背けた。
スイッチを止めるには。
タカダが運転をやめるか、チヨが自ら止めるしかない。
けれど助手席で、手を拘束したチヨにはそれができるはずもなかった。
店から出ると、車はすぐに高速のインターをくぐる。
ここまで、どれだけ時間かかったっけ。
行きの時間を思い出そうとしていたのは最初のうちだけで。
しばらくすると、チヨは何も考えられなかった。