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第22章 車中
チヨはタカダのベルトに手をかけると、震える手でそれを外した。
さらにボタンを外し、ジッパーにも手をかける。
ゆっくりとそれを下ろすと、タカダもチヨに協力するように腰を浮かせた。
それに合わせ、するりとズボンを膝まで下ろす。

黒いボクサータイプの下着。
その中心は、触れなくてもわかるほどに屹立している。

「ちーちゃん、物欲しそうだね。いいよ、出して」

チヨは、窓からの景色を気にしながらも、その下着も同じように下ろした。

いつも以上に、大きく反り返り膨張している。
チヨは、それを見つめながらも、動けない。

「ほら、早くして」

「でも…」

「お願い聞いてくれるんでしょ?俺、ちーちゃんのやらしいとこ見たら我慢できないんだよ。ここもこんなだし」

タカダはチヨの手をとり、自らのを握らせる。

「だって今日は俺からは何もしない約束だから。ちーちゃんにしてもらうしかないよね?」








数分前の、タカダのお願い。

散々小さなおもちゃで遊ばれ、見られ。
お互い興奮はしていた。

だから、本番しよう、ここで。

タカダの言葉の意味がわからなかったのは最初だけで。
その言葉の意味に、チヨは反応できなかった。

タカダはそこにさらに追い討ちをかけた。


「俺からは何もしないから。ちーちゃん、上にのって、俺をイカせてよ」
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