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第4章 羞恥
「あれ?ちーちゃん、パンツふくらんでるよ?何か入れてるの?」

「あっ…」

チヨは忘れていたローターの存在を思い出す。
長い間そこにい続けたせいで、すっかり違和感がなくなってしまっていた。

「何が入ってるの?教えて?」

「え、これは、タカダさんが…」

「俺が、なに?俺、ちーちゃんのパンツの中に何か入れた覚えはないけど?」

「そんなっ」

「自分で入れたんでしょう?だったら何か知ってるんだよね?何が入ってるか教えて。言ってくれないと、俺わかんないからなぁ」

チヨの反応を見ながらタカダはしらを切る。

「ほら、なに?」

「…ローター、です」

「ん?小さくて聞こえないよ」

「ローターが、入ってます」

やけになって少し大きめの声で言うと、タカダはわざと驚いたような顔を見せた。

「えっ、ちーちゃん、ローターなんてパンツに入れてるの?やばっ、ほんと変態だねぇ」

くすくすと笑うタカダに耐えられなくなり、チヨはついにしゃがみこんでしまった。



「あーあ、言うこと聞かずに座っちゃった?ダメでしょ、変態なちーちゃん。ほら、ベッドに行こう。
お仕置きしなくちゃね」
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