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第6章 ゲーム
「ああっ」

予期していなかった刺激に、ついにチヨは声をあげた。

乳首ばかり責めて油断していたら、突然下半身に強烈な振動。

散々チヨをいじめていた敏感な部分にまたしてもローターが当てられた。

「あれ?声出しちゃったね」

クリトリスに押し当てていたローターを一旦離すと、タカダは枕元から新たなローターを手に取った。

「んー、これだけだとなぁ」

チヨは何も言えず、次に何をされるのか、震える。

タカダからベッドから離れる気配がする。
なに?
訳がわからず、それでもおとなしくチヨは足を開いたまま、待った。

タカダが、戻る気配。
すると、乳首に何かを当てられた。

「ちょっと、固定するね」

タカダはそう言いながら持参していたテープで小ぶりのローターを両方の乳首に貼り付けた。

気がついたチヨは必死に首を振るが、タカダはチヨの耳元で囁く。

「スイッチ、入れるね?嫌なら嫌って言えば入れないよ?」

そんなこと、言えない。
言えばさらに増えるだけだ。
それでもチヨは首を何度も横に振る。

「嫌って言わないってことは、OKだね。じゃあ、入れるよ」

言うや否や、ブイーン、新たな振動音。
たまらずにチヨは腰を浮かせるが、タカダはそれを手で押さえつける。

「さぁて、あと7分。頑張ってね」

まだ、3分?
チヨは暗闇の中で、絶望に襲われた。
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