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第10章 プレイルーム
「んあっ、はあぁ…」

「あは、やらしい声。無理とか言って、気持ちいいの?」

タカダはゆっくりとピストンを続ける。

「んっ、きもち、いい…」

「そう、じゃあ奥まで入れてあげるね」

「ひゃあっ」

強引に押し込まれたそれを、チヨの体はすんなりと受け入れる。
タカダはバイブの上につい突起がチヨの敏感な部分に当たるように動かすと、そのまま手を放した。

「どう?」

「やだ、あっ、抜いてぇ…」

「そんな喘ぎながら言われたら、抜けないから」

タカダは笑いながらチヨからはなれると、目の前のソファに座った。

「あっ、ああっ」

拘束された体で暴れるようにチヨの腰は激しくくねる。
タカダはそれを見ながら、のんびりとソファから眺める。

「締まりがいいのかな?うねうねしてるのが、ここからでも見えるよ。掻き回されて、どんな感じ?」

「やだ、…おかしくなるっ、やあっ」

「やだやだって、そんなに感じながら言われても説得力ないから」

タカダはチヨに近づくと、さらにバイブを奥まで押し込む。

「んああっ」

「さて、ちょっと仕事して汗かいたから、シャワーでも浴びようかな。おとなしく、待ってるんだよ」

「やっ、まって、行かないでっ」

そのままシャワーに向かおうとするタカダを呼び止めるも、タカダは振り返ることなく、洗面台に消えた。


部屋には、ただ一人儚げに悶え喘ぐチヨが残された。
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