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第2章 食事
「えーっと」

「あれ?覚えてない?」

「いえ、覚えて、ます」

「ダメかな?とりあえず気分だけ。ちーちゃんが無理そうならスイッチ入れないし。ただつけてるって思うだけでも、違うと思うよ?信用できないならリモコン、ちーちゃんに預けるし」

「いや、信用は、してるので、大丈夫です」

「その返事はOKってこと?」

「えっ」


顔が赤くなるのをごまかすように、チヨは下を向く。
握った手のひらから、汗が出てくる。

なのに。
ダメ、と言えない。
だって、これを期待してきたのだから。
そのために、今日はスカートにした。
ストッキングもはかなかった。

そう、興味だけじゃない。
経験、してみたい。


タカダはチヨの様子から拒否していないのを感じると、通りにあったスーパーの駐車場に車を入れる。
入り口から離れた、他に車も人もいない、薄暗い一角に車を止めた。


「ダッシュボードの中に紙袋あるから、とってくれる?」


チヨは目の前のダッシュボードを見つめる。

ここを開けたら、本当に受け入れることになる。
興味あるけど、実際にその場面になると、怖じ気付いてしまった。


「いやなら、大丈夫だよ。どうする?」


横から優しく問うタカダの声がする。

チヨは震える手で、ダッシュボードを開けた。
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