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サイトの人
第13章 闇の中
てっきりハードの部屋を選ぶと思ったのに。
タカダは以前と同じくライトと書かれた部屋を選んだ。
「あんまりハードなのもね。前の時くらいがちょうどいいよね?」
見つめるチヨに、言い訳のようにタカダは言った。
部屋は、前回と同じように拘束具のついたベットとソファが置かれていた。
壁の拘束具がない代わりに、大きな姿見がソファの前に置いてある。
キョロキョロと興味深そうに見ているチヨを見つめながら、タカダはテレビをつけた。
ちょうどワイドショーの時間帯。
テレビでは大物俳優の不倫スキャンダルを大学教授のコメンテーターが真面目な顔で評論していた。
いつもならすぐ、何かするのに。
チヨは不思議そうにタカダを見るも、タカダは携帯を触っている。
どうしていいかわからず、チヨは小さくタカダの隣に座った。
「ごめんね、ちょっと仕事の連絡あって。待っててね」
タカダは隣に座るチヨの頭を撫でた。
ようやく携帯をテーブルに置くと、タカダはチヨに微笑む。
「明日の朝まで、今日はたっぷり時間あるし。暑かったから、汗かいてない?シャワーでも浴びておいで」
タカダは以前と同じくライトと書かれた部屋を選んだ。
「あんまりハードなのもね。前の時くらいがちょうどいいよね?」
見つめるチヨに、言い訳のようにタカダは言った。
部屋は、前回と同じように拘束具のついたベットとソファが置かれていた。
壁の拘束具がない代わりに、大きな姿見がソファの前に置いてある。
キョロキョロと興味深そうに見ているチヨを見つめながら、タカダはテレビをつけた。
ちょうどワイドショーの時間帯。
テレビでは大物俳優の不倫スキャンダルを大学教授のコメンテーターが真面目な顔で評論していた。
いつもならすぐ、何かするのに。
チヨは不思議そうにタカダを見るも、タカダは携帯を触っている。
どうしていいかわからず、チヨは小さくタカダの隣に座った。
「ごめんね、ちょっと仕事の連絡あって。待っててね」
タカダは隣に座るチヨの頭を撫でた。
ようやく携帯をテーブルに置くと、タカダはチヨに微笑む。
「明日の朝まで、今日はたっぷり時間あるし。暑かったから、汗かいてない?シャワーでも浴びておいで」