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同級生
第3章 玄 徹匠

芳川をベンチシートに座らせ、ジンのグラスを持って藤本のところに行く。グラスを放置すんな、と睨むと後頭部を掻きながらゴメン、と謝った。
「芳川が間違えて呑んだ。多分もうジュース飲んでたからアルコール弱いんだと思う。病院連れてく程でもないと思うけど、俺車だから送ってくわ。芳川の家誰か知ってる?」
幹事含むメンバーに聞いてみると、幹事の高田が、タブレットを出してエクセルファイルを開き、ハガキを送った住所を見せてくれた。
おそらく実家。
こっから車なら1時間くらいかな。
携帯のカメラでその住所を写し、先生に挨拶して途中で抜けた。
お姫様抱っこする訳にも行かず、脇の下に頭を突っ込み、腰に腕を回して支える。
荷物持ちに高田も付き合わせた。
近くのコインパーキングに着くと、車に連れて行く。
「芳川が間違えて呑んだ。多分もうジュース飲んでたからアルコール弱いんだと思う。病院連れてく程でもないと思うけど、俺車だから送ってくわ。芳川の家誰か知ってる?」
幹事含むメンバーに聞いてみると、幹事の高田が、タブレットを出してエクセルファイルを開き、ハガキを送った住所を見せてくれた。
おそらく実家。
こっから車なら1時間くらいかな。
携帯のカメラでその住所を写し、先生に挨拶して途中で抜けた。
お姫様抱っこする訳にも行かず、脇の下に頭を突っ込み、腰に腕を回して支える。
荷物持ちに高田も付き合わせた。
近くのコインパーキングに着くと、車に連れて行く。

