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同級生
第4章 究極の選択
「と、停めて!」

今更助手席で騒いだところで、意味ないってことくらいわかってる。でも、言わずにいられなかった。

玄くんは何も言わず、車も停まることはなく、十分くらいで、高層マンションの下に来る。
車はそのまま地下に下っていった。
無機質なコンクリートの駐車場に、車が停まる。
周りにも車が何台か停まってて、車音痴の私でも、高級車が多いってことがわかった。

玄くんが車から降りて、助手席のドアを開けてくれる。

「ずっとそこにいるの?」

玄くんが、家に入ってしまったら、この薄暗い駐車場に一人取り残されてしまう…

それは流石に…
駐車場からエレベーターホールに入るにも鍵が要るんだろうし、駐車場の出口に向かって歩いて行くのも…

私は諦めて、車から降りた。
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