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同級生
第5章 虹

「それキレイでしょ?夜見える虹は、月虹っていうんだよ。」
隣で玄くんの声がして思わずビクッとする。
テーブルにはコーヒーが置かれていた。
「コーヒー用のミルク、買ってなくて。牛乳ならあるけど要る?」
「…あ、少しいただけると嬉しいかも。」
玄くんが立ち上がって、冷蔵庫から1Lパックを持ってきた。
「温めた方がいい?」
「いえ、そのままで。」
お砂糖も、スプーンの上に角砂糖をセットしてくれてたからそのまま入れる。
くるくる混ぜながら牛乳を少し入れた。
コーヒーを一口飲んで、ページをめくるとそれがラストの1枚で。
これも何処か外国なんだろうな、緑の芝生が鮮やかな、広い庭で、そばかすだらけの幼い姉弟が遊んでる写真。ホースで水を掛け合って、はしゃいでる声まで聞こえてきそうな、微笑ましい風景。
その水しぶきに光が反射した、小さな小さな虹。
壮大な景色の後の締めくくりを、この写真にしたのって…
「それ。一番気に入ってるんだ。」
そう言ってはにかんだように笑う玄くんが、すごくかわいく見えて。私は思わずその顔に見惚れた。
隣で玄くんの声がして思わずビクッとする。
テーブルにはコーヒーが置かれていた。
「コーヒー用のミルク、買ってなくて。牛乳ならあるけど要る?」
「…あ、少しいただけると嬉しいかも。」
玄くんが立ち上がって、冷蔵庫から1Lパックを持ってきた。
「温めた方がいい?」
「いえ、そのままで。」
お砂糖も、スプーンの上に角砂糖をセットしてくれてたからそのまま入れる。
くるくる混ぜながら牛乳を少し入れた。
コーヒーを一口飲んで、ページをめくるとそれがラストの1枚で。
これも何処か外国なんだろうな、緑の芝生が鮮やかな、広い庭で、そばかすだらけの幼い姉弟が遊んでる写真。ホースで水を掛け合って、はしゃいでる声まで聞こえてきそうな、微笑ましい風景。
その水しぶきに光が反射した、小さな小さな虹。
壮大な景色の後の締めくくりを、この写真にしたのって…
「それ。一番気に入ってるんだ。」
そう言ってはにかんだように笑う玄くんが、すごくかわいく見えて。私は思わずその顔に見惚れた。

