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同級生
第7章 原点

奥様との馴れ初めを聞いていたところに、
「すみませ~ん!野島生花店です~。胡蝶蘭の鉢植えお届けに上がりました~」
と花屋さんが来た。
「あぁ…それはエントランスに…ゲン、お願い。ボクは展示物のチェックがあるから」
「解りました。」
玄くんが出入り口の方に行ってしまう。
私は師匠と2人残され、師匠は展示された写真へのライトの当たり具合なんかをチェックしながら奥の方へ進んでいく。その場にいるのもおかしいから、師匠について行った。
「これはゲンの写真だよ。」
と時折教えてくれた。
師匠の背中を見ながら歩いていると、師匠が急に振り向いた。
ぶつかりそうになって慌てて立ち止まる。
師匠はくっつきそうなくらい私に顔を近づけて覗き込んだ。
思わずちょっと距離を取ろうと頭を後ろに引く。
私が引くとぐぐっと距離が縮まるからふるふると小刻みに顔を振る。
「キミ…ミドリと言ったっけ…どこかで逢ったことない?」
私はぶんぶんとかぶりを振った。
こんな目立つ外人さん一度会ったら忘れない。
「おかしいな…どこかで見た覚えがあるんだけど…」
首を傾げて顎を捻り、考え込む。
「すみませ~ん!野島生花店です~。胡蝶蘭の鉢植えお届けに上がりました~」
と花屋さんが来た。
「あぁ…それはエントランスに…ゲン、お願い。ボクは展示物のチェックがあるから」
「解りました。」
玄くんが出入り口の方に行ってしまう。
私は師匠と2人残され、師匠は展示された写真へのライトの当たり具合なんかをチェックしながら奥の方へ進んでいく。その場にいるのもおかしいから、師匠について行った。
「これはゲンの写真だよ。」
と時折教えてくれた。
師匠の背中を見ながら歩いていると、師匠が急に振り向いた。
ぶつかりそうになって慌てて立ち止まる。
師匠はくっつきそうなくらい私に顔を近づけて覗き込んだ。
思わずちょっと距離を取ろうと頭を後ろに引く。
私が引くとぐぐっと距離が縮まるからふるふると小刻みに顔を振る。
「キミ…ミドリと言ったっけ…どこかで逢ったことない?」
私はぶんぶんとかぶりを振った。
こんな目立つ外人さん一度会ったら忘れない。
「おかしいな…どこかで見た覚えがあるんだけど…」
首を傾げて顎を捻り、考え込む。

