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同級生
第2章 同窓会
同窓会の会場は、堀江のカフェ。

前に会社の人の結婚式の2次会で来たこともある広々としたカフェで、貸し切りだった。

料理はビュッフェスタイルで、席も特に決まってはいない。
ホテルの宴会場より料理が美味しいし、正直そこは嬉しかった。

集まった人数をざっと見渡すと、担任、副担任の先生も合わせて25人。
まだ遅れてくる人も居るのかもしれないけど。全員で40人、+先生2人、他府県に住んでいる人も居るだろうし、金曜の夜なんて同窓会より優先したい予定のある人も居るだろう。結婚して子供が居て、夜は参加できない、なんて子も居るかもしれない。
それを考えるとかなりの出席率だと思う。

幹事のコが久々の再会に盛り上がってるお陰で、全員の前で自己紹介とか近況報告、みたいなのも特になく、それは正直有り難かった。
10年ぶりに会う、そしてこれから顔を合わせることもほぼないだろう関係の人たちに報告すべき近況なんて何もない。

高校時代に仲良くしてたコは見当たらず、思い出話に花を咲かす元クラスメイトを遠巻きに眺めながら、1人黙々と食事をしていると、

「1人かよ。寂しいな」

と声を掛けられた。
はは、と自嘲的に笑って声の主を見ると…事前に卒業アルバムで見た、玄 徹匠がそこにいた。

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