この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
OLオクサマのふぇろもん
第6章 Scene.06
 
 とは言え、毎日決まった車両の決まった場所に居るとは必ずしも限らない。

 今や、女性専用車両なんて物もあるくらいだから、わざわざオヤジの臭いが漂う車両に乗らないのも頷ける。

 ましてや、あんな体をしていたら、痴漢の目にも止まりやすいだろうし。

 あの日はたまたま出会したにしか過ぎないと思うしかない。

 ヘタに冤罪を掛けられる可能性も無くなって良かった。

 なにより、今は仕事と子どもの事に頭を悩まさなければならなかった。

 ガタンっと大きく電車が揺れる。

 腕を伸ばして空いている吊革を掴み、押し寄せる人の波に抵抗した。

 不意にふわっと甘い匂いが鼻を突いた。

「すいません」

 落ち着いた女の声。

 正面に向かい合った女からだと分かったのも束の間だった。

 眼下にはウエーブが掛かった明るい茶髪の頭。


…駅に止まった訳じゃないのに…いつの間に………


 忘れもしない、あの爆乳女が目の前に立っていた。
/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ