この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
OLオクサマのふぇろもん
第6章 Scene.06
再び間近に爆乳を拝めた事に、さっきまでの思いやら考えが吹き飛んでいた。
通勤ラッシュとは言え、電車の揺れで一度固まった人混みも徐々に透き間が空くほどの状態。
チラッと周りを見れば、やはり人と人の間には僅かな空間。
それにもかかわらず、目の前の女はまるで密集したラッシュの様に、ピタッと爆乳を押し当てて体を寄せてきていた。
…この女…まさか痴女とかじゃ………
余りにも不自然な行動に、そう思えてくる。
しかし、若い男なら兎も角、オヤジを相手にしたところでメリットは無いような気がする。
更には、前回去り際に見た、左手の薬指に嵌められた指輪。
若い人妻が肉欲に飢えているとも思えない。
…でも…もしかして…旦那が淡白で満足できないから手当たり次第って事も………
不意にそんな事を考えれば、慌てて煩悩を追い払うように頭を振る。
「ふふっ………」
甘い香りを漂わせる女が笑ったような気がした。
「えっ!?」