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OLオクサマのふぇろもん
第6章 Scene.06
 
 人波に踏ん張る左足に温かい感覚。

 柔らかさを伴ったそれに、思わず声を洩らした。


…い…一体………


 徐々に強まっていく柔らかさと温かさ。

 慌てて周囲を見ても、誰も気にした様子は無かった。

 気付かれて居ない事に安堵している間も、左足の感覚は強まっていた。

 左足が柔らかい感触に挟まれる。


…まさか…本当に痴女なんじゃ………


 脚の間に自らの脚を差し入れ、甘い匂いを漂わせながら体を密着させてくる若い女。

 明らかにそうとしか思えない。

「あ、あの………」

 周りの目を気にして、小さく声を出す。

 非常に嬉しい状況ではあるものの、やはりこの状態は危なすぎる。

 ヘタな事になれば、こっちが痴漢をしているとも勘繰られない。

 声が小さすぎたのか、電車の走行音に掻き消されたのか。

 女は爆乳の柔らかさを証明するかのように体を押し付けてくる。

 剰え、割り入れてきた女の脚が股間へと密着してきた。
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