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第1章 Scene.01

　
　ゆっくりと塀の下から顔を覗かせる。

　目に映る光景にゴクッと喉が鳴る。

　僅かに開かれた窓。

　隙間から湯気を吐き出す窓の向こうには、目を閉じて頭からシャワーを浴びる女性の姿。


…相変わらず…不用心だよな……


　そう思いながらも目が離せない。

　さっきよりも近くで見られる裸体。

　目を閉じているからか、はたまた、覗かれる心配などしていないのか、女性はシャワーを浴びながら白魚の様な指を体に滑らせている。

　真横から見るアングルで、際立つ胸に視線が釘付け。

　重力に逆らって、形を崩さないメロンのような大きさの爆乳。

　両手が滑れば細い指が柔肉に埋もれ、グニュグニュと形を変えている。

　鼻息も荒くなって、下半身に血液が集まる。

　指先がぷりっとした尻を滑るとぷるんっと弾む。

　薬指に指輪を嵌めた左手が股間へと伸びて動けば、僅かに尻が突き出されて腰が引けている。

「はぁっ……ヤベぇ………」