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第5章 Fly me to the Moon

梨央はさすがに恥ずかしそうに、その真珠色のレースの下着をそっと下ろし、長くほっそりした脚から抜き取る。
光が腕を組み、その様子を微笑みながら見つめる。
「…綺麗だわ…梨央さん。…貴女はどこもかしこも綺麗」
「…そんなに…ご覧にならないで、光お姉様…恥ずかしい…」
顔を背け、身体をよじる。
光は梨央の裸体を目を細めて眺める。
…透き通るように白い肌、ほっそりと長い腕、
慎ましやかな膨らみの乳房は硬い果実のように初々しい…。
小さな乳暈は色づき始めたばかりの花の蕾のようだ。
引き締まった腰…そこから伸びる脚はすんなりと長く形良く美しい…。
…蒼ざめたほど白い梨央の鼠蹊部…
…そして秘所は…うっすらと淡い色の下草に密やかに覆われていた…。
それはまるで慎ましやかな花のようだった…。
…なんて美しいの…梨央さん…。
さすがに光の熱い視線を受け止めかねて、梨央は頬を染めたまま背を向ける。
「…私、お先に入っていますわ…」
そう言うと、湯気が立ち込める浴室に入っていった。
光は美しい唇に妖しい笑みを浮かべる。
…可愛い私の梨央さん…。
貴方の無垢な身体は、誰にも触れさせないわ…。
私だけのものよ…。