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月の川 〜真珠浪漫物語 番外編〜
第6章 あの月の頂で
「…いや…いや…みないで…月城…」
梨央は激しく身悶える。
しかしそれは嫌悪からではなく、月城に見られることで昂まる自分への恥じらいからであった。
月城は梨央が自分に見られることでより一層快楽が昂まることを承知していた。
「…梨央様、お美しいです…淫らな貴方はたとえようもなく妖しく美しい…」
美しい音楽のような声が梨央の鼓膜を震わせる。
「…月城…」
梨央と月城は睫毛が触れ合いそうな距離で見つめ合う。
しかしその時間は僅かであった。
綾香の梨央の花芯への愛撫が再開され、梨央は再び綾香に激しく翻弄される。
「…や…おねえさ…ま…ああ…ん…っ…」
「梨央の中はいつも熱くて、私の指を離さないの…本当にいやらしい子…」
梨央は綾香を上目遣いで見つめ、唇を震わせる。
「…おねえさま…お願い…」
「なあに?可愛い梨央…」
「…も…がまんできな…」
梨央の震える手が綾香の白く美しい頬に触れる。
「…どうしてほしいの?梨央」
綾香はわざと焦らすように指の動きを止めた。
快楽を寸止めされたもどかしさに喘ぐ。
「…や…いえな…」
「言わなきゃわからないわ。…言って、梨央」
背後で梨央を抱きとめている月城に聞かれる想像に身震いする。
「…いや…」
「…言って…可愛い梨央…」
綾香の彫像のように美しい顔が近づき、優しく甘いくちづけが与えられた。
綾香のくちづけは梨央の心を蕩けさせる媚薬だ。
「…んっ…い…かせて…」
掠れた小さな声が懇願する。
「…もう一度」
綾香は甘いくちづけの合間に、甘くはない言葉を放つ。
「…いかせて…おねえさま…おねが…い」
「いきたいの?梨央…」
梨央は子供のように頷く。
無垢な瞳には水晶のような涙が溢れていた。
綾香は堪らずに梨央の唇を奪いながら、花芯への愛撫を繰り返した。
梨央の甘い蜜をたたえた花園の最奧まで指を進め、容赦なく犯す。
「…ああっ…!そんな…おくまで…んっ…むり…」
「貴方の子宮まで届いたわ…狭くて熱い…」
綾香は梨央の脚を抱え込む。
「…はあ…んっ…ああ…おねえ…さま…あ…いい…」
「梨央…きもちいいの?」
「…いい…おく…すごく…いい…んっ…も…からだが…おかしくなりそ…ああ…んっ…」
「いいわよ…イッて…」
「いい…いい…!ああ…んっ…!」
絶頂への階を上り始めた梨央は月城に身体を押し付け、喘いだ。
月城がそっと梨央の手を握る。
梨央は激しく身悶える。
しかしそれは嫌悪からではなく、月城に見られることで昂まる自分への恥じらいからであった。
月城は梨央が自分に見られることでより一層快楽が昂まることを承知していた。
「…梨央様、お美しいです…淫らな貴方はたとえようもなく妖しく美しい…」
美しい音楽のような声が梨央の鼓膜を震わせる。
「…月城…」
梨央と月城は睫毛が触れ合いそうな距離で見つめ合う。
しかしその時間は僅かであった。
綾香の梨央の花芯への愛撫が再開され、梨央は再び綾香に激しく翻弄される。
「…や…おねえさ…ま…ああ…ん…っ…」
「梨央の中はいつも熱くて、私の指を離さないの…本当にいやらしい子…」
梨央は綾香を上目遣いで見つめ、唇を震わせる。
「…おねえさま…お願い…」
「なあに?可愛い梨央…」
「…も…がまんできな…」
梨央の震える手が綾香の白く美しい頬に触れる。
「…どうしてほしいの?梨央」
綾香はわざと焦らすように指の動きを止めた。
快楽を寸止めされたもどかしさに喘ぐ。
「…や…いえな…」
「言わなきゃわからないわ。…言って、梨央」
背後で梨央を抱きとめている月城に聞かれる想像に身震いする。
「…いや…」
「…言って…可愛い梨央…」
綾香の彫像のように美しい顔が近づき、優しく甘いくちづけが与えられた。
綾香のくちづけは梨央の心を蕩けさせる媚薬だ。
「…んっ…い…かせて…」
掠れた小さな声が懇願する。
「…もう一度」
綾香は甘いくちづけの合間に、甘くはない言葉を放つ。
「…いかせて…おねえさま…おねが…い」
「いきたいの?梨央…」
梨央は子供のように頷く。
無垢な瞳には水晶のような涙が溢れていた。
綾香は堪らずに梨央の唇を奪いながら、花芯への愛撫を繰り返した。
梨央の甘い蜜をたたえた花園の最奧まで指を進め、容赦なく犯す。
「…ああっ…!そんな…おくまで…んっ…むり…」
「貴方の子宮まで届いたわ…狭くて熱い…」
綾香は梨央の脚を抱え込む。
「…はあ…んっ…ああ…おねえ…さま…あ…いい…」
「梨央…きもちいいの?」
「…いい…おく…すごく…いい…んっ…も…からだが…おかしくなりそ…ああ…んっ…」
「いいわよ…イッて…」
「いい…いい…!ああ…んっ…!」
絶頂への階を上り始めた梨央は月城に身体を押し付け、喘いだ。
月城がそっと梨央の手を握る。