この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いとおしい青
第4章 ほどけた手袋
ーー義之サイドーーーー
俺が欲張りな女が苦手だ
5歳の時に見てしまった
乱れたあの姿が蘇るからだ…。
5歳の時俺は
いつものように
弟と公園で遊んでた。
サッカーボールを忘れたので家に取りに取りに帰った。
今日は両親も店に働きに行ってる。
昼御飯は用意されていた。
サッカーボールを取って
出ようとすると2階から声が聞こえてくる。
泥棒かと思って義之はゆっくり2階へ上がる。
「本当に見つからない?」
「いいの。この時間は誰もいないし大丈夫よ。ねぇ…」
ドアが少し開いており
義之は隙間から覗く…
そこには上半身が露になった母の姿があった。
椅子の上には 見慣れない腕時計がおいてあった。
父さんではない男性の手が母の胸を揉む。
「あぁっ…もっと強くさわって …んっ…」
誰と話してるの?母さん。
義之は母の後ろにいる人を見ようとした。
「お兄ちゃーん‼ サッカー早くしようよ!」
1階玄関から弟が呼ぶ。
見つかる!…
ガタガタっ
由佳は焦って肘を打った。
「義之?そこにいるの?」
「…」
義之は返事をせず
覗いたことが見つからないように
静かに1階へ降りた。
義之は弟と再び公園へ行くのだった。
俺が欲張りな女が苦手だ
5歳の時に見てしまった
乱れたあの姿が蘇るからだ…。
5歳の時俺は
いつものように
弟と公園で遊んでた。
サッカーボールを忘れたので家に取りに取りに帰った。
今日は両親も店に働きに行ってる。
昼御飯は用意されていた。
サッカーボールを取って
出ようとすると2階から声が聞こえてくる。
泥棒かと思って義之はゆっくり2階へ上がる。
「本当に見つからない?」
「いいの。この時間は誰もいないし大丈夫よ。ねぇ…」
ドアが少し開いており
義之は隙間から覗く…
そこには上半身が露になった母の姿があった。
椅子の上には 見慣れない腕時計がおいてあった。
父さんではない男性の手が母の胸を揉む。
「あぁっ…もっと強くさわって …んっ…」
誰と話してるの?母さん。
義之は母の後ろにいる人を見ようとした。
「お兄ちゃーん‼ サッカー早くしようよ!」
1階玄関から弟が呼ぶ。
見つかる!…
ガタガタっ
由佳は焦って肘を打った。
「義之?そこにいるの?」
「…」
義之は返事をせず
覗いたことが見つからないように
静かに1階へ降りた。
義之は弟と再び公園へ行くのだった。