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いとおしい青
第2章 無愛想なキノコ
「よっちゃんの両親はお仕事続けてるの?
カルボナーラ食べにいきたいなー♪」
「場所教えないよ?人気すぎて予約取れないから。」

「あぁっそう。」

松島さんはフォローにまわる。
「ごめんねー坂上は
過去にストーカーな女子社員に店来られてさ。
一時期大変だったの。だから教えないの。」

「私はストーカーにはなりませんよ!」
やっぱ久々で会話が進まない…
こんなによっちゃんが無愛想だったかな?
がっかりだよー。

きれいな思い出は掘り返さない方がが一番良いのね。
同窓会で好きな人がハゲてて幻滅するみたいな。

由貴はエレベーターから見える景色を見た。

松嶋が由貴に話かける。

「由貴ちゃん知ってる?
30階にカフェできたんだー!
女性にも人気でさ。行ってみようよ!」
松嶋さんの助け船再び到来!

どっちかと言うと松島さんのが話しやすいわ。
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