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いとおしい青
第3章 金曜の夜
杏奈の言ったように私は
松嶋さんへ頼んで2対2で飲みに行く事になった。
松嶋さんお薦めな店に集った。

「さすが松嶋さん‼お洒落なお店ですね!」

「杏奈ちゃんのワイン好き?」

「好きですー💝」

「よかった!この店は美味しいワイン置いてあるんだよ」

「楽しみです💝」

杏奈の浮かれた姿をみて由貴は安心した。

「これでサプウェイの恩返しは済んだわ。」

後ろからよっちゃんが歩いてきた。
「おいおい、独り言が聞こえてる。
サプウェイかよっ
うちの松嶋はお安いこと…」

「何の事?気のせいよ。」

焦った由貴は焦って取り繕う。

「まぁいいさ。 今日飲みに行かなかったら
由貴と俺も飲みにいくのは先伸ばしになってたな。
なかなか誘ってくれねーもんなぁ由貴。」

幼なじみだったけど
話にくくて会話が止まるもの。
だから私から誘えなかった。

「だったら、よっちゃんから誘ってくれてもよかったじゃない。」

「嫌だよ めんどくさい」

「はぁ?なんで今日は来たのよ?」

「店決めてくれてたら いいんだよ
女って店にうるさいだろ?」

私はそうでもないけど。
由貴は思った

よっちゃんもそれなりに苦労してんだね。
容姿いいから困ったことないかと思ってた。

由貴は乾杯した後 ビールを一気に飲んだ。

「由貴ちゃん いい飲みっぷりだねー!」

松嶋は杏奈とボトルを開けた。

「もう少し気を使わなくていいのかよ。
イケメン2人居るのに。」

よっちゃんは呆れていた。

「だってー別に真剣なコンパでもないしー?
イケメンどこにいますか?
遠慮なくって松嶋さんも言ったじゃん。
忘れてた、杏奈、紹介するね。幼なじみの坂上 義之。」

「語尾に さん入れろよ」

「さん」

「へんな言い方すんなっ💢」

二人の掛け合いに
杏奈と松嶋は笑う。
由貴はあれよあれよと四杯目に突入していた。

「なんで黙って引っ越しして行ったの?」

(私は淋しかったよ)

由貴からの問いに義之は答える。

「来なかったのは由貴だろ?あんだけ呼んだのに」

「え?」

私は何も聞いてないけど。

母からは突然引っ越したと聞いただけだった。

「私はただっ」

「もういい…この話は昔だし。もういいだろ?」

義之に無理に遮られてしまった。

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