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Vesica Pisces
第12章 太陽は静寂を愁う
昇りきった太陽の日差しは、開け放たれた窓から燦々と差し込む。
しっとりと汗ばんだ伽耶の肢体がその光に煌めく。
伽耶の腕が、声が、表情の全てがどんな言葉よりも饒舌に俺を求めてるのが解る。
何だよ、この気持ち。
底なしかよ。
今迄のセックス。
挿れて、出すだけだった。
どんな顔をしてるか、気持ちいいのか、そんなのどうでも良かった。
吐き出すだけの欲望は相乗しているものだと。
違うんだ、全然違う。
身体が邪魔な位全部で伽耶を求めてる。
挿入したままじっとして、ぎゅっと抱きしめて、身体が在るから感じる温もりがこの上なくあったかくて。
「伽耶、俺、おかしくなったかも…」
伽耶の首元に顔を埋めて呟いた。
聞こえてるはずはないのに、回された伽耶の腕はぎゅっと力を込めて応えてくれる。
どうしよ、マジでヤバい。
「…んっ…ッァ…」
伽耶の吐息に胸の奥がぎゅっと掴まれた。
「お、まえ…バカ…ッ…」
しっとりと汗ばんだ伽耶の肢体がその光に煌めく。
伽耶の腕が、声が、表情の全てがどんな言葉よりも饒舌に俺を求めてるのが解る。
何だよ、この気持ち。
底なしかよ。
今迄のセックス。
挿れて、出すだけだった。
どんな顔をしてるか、気持ちいいのか、そんなのどうでも良かった。
吐き出すだけの欲望は相乗しているものだと。
違うんだ、全然違う。
身体が邪魔な位全部で伽耶を求めてる。
挿入したままじっとして、ぎゅっと抱きしめて、身体が在るから感じる温もりがこの上なくあったかくて。
「伽耶、俺、おかしくなったかも…」
伽耶の首元に顔を埋めて呟いた。
聞こえてるはずはないのに、回された伽耶の腕はぎゅっと力を込めて応えてくれる。
どうしよ、マジでヤバい。
「…んっ…ッァ…」
伽耶の吐息に胸の奥がぎゅっと掴まれた。
「お、まえ…バカ…ッ…」