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千夜一夜艶話〜真珠浪漫物語 番外編〜
第1章 昼下がりの情事(綾香・梨央編)
「…んっ…は…あ…っ…ん…」
綾香が甘く切なげな声をあげる。
「…お姉様…んっ…お口を開けて…」
梨央が欲情し始めた掠れた声で懇願する。
「…は…あ…っ…んんっ…り…お…」
綾香が密やかにその美しく柔らかな唇を開く。
梨央は噛みつくように、綾香の唇を奪い、荒々しく押し開いてゆく。
綾香の熱い舌に自分の舌を絡める。
滑らかな舌を味わうだけでは飽き足らず、梨央は綾香のベルベットのような口内を蹂躙し始める。
「…んんっ…り…お…くるし…」
綾香をキスで犯すような性急さに、綾香は思わず声をあげる。
梨央は綾香に呼吸を与えるために一瞬、唇を開放する。
しかし、綾香の長く美しい睫毛が触れ合う距離から熱く強く見つめ、硬い声で呟く。
「…他の方に優しくしては嫌!」
「…え?」
綾香は美しい眉をひそめて尋ねる。
梨央は綾香の白く滑らかな頬を両手で包み込み、力を込める。
「…鍋島さんの髪を触ってらしたわ!」
「あれは…」
「嫌!お姉様が他の方の髪を撫でたりしては嫌!嫌なの!」
再び、綾香の唇を無理やり奪い、舌で執拗に犯す。
「…んっ…あ…あ…ん…っ…」
「…お姉様は私のものだわ…何もかも全て…!」
梨央は濃厚なキスを繰り返しながら、綾香のラベンダー色のシルクのドレス越しのその豊満で形の良い乳房をぎゅっと掴む。
「…ああっ…だめ…り…お…こんな…ところで…」
綾香は鍵もかけていない扉を見る。
「…誰もこないわ…ガーデンパーティー中ですもの…」
梨央は切なげに、綾香の首筋に唇を這わせる。
「…ああ…お姉様の薫りだわ…いい匂い…」
「…鍵をかけて…梨央…」
綾香が潤んだ艶めかしい瞳で梨央を見つめる。
「…こんなところを見られたら…貴方の名前に傷がつくわ…」
愛しさしかない綾香の瞳を見て、梨央は怒ったように強く綾香を抱きしめる。
「…お姉様はずるいわ…私にお姉様を怒る気持ちをすぐに失くさせてしまう…」
そして、綾香を開放すると、扉の鍵を締める。
綾香は壁にもたれたまま、慈愛に満ちた表情で梨央を見つめていた。
「…もしかして、やきもちを焼いているの?梨央…」
梨央は綾香に近づきながら切なげに囁く。
「…そうよ…お姉様…梨央はお姉様が触れる方全てに嫉妬するの…苦しいくらい…」
綾香が白く輝く手を差し伸べる。
「…お馬鹿さんね。…私が貴女をどれだけ愛しているのか…知らないの…?」
綾香が甘く切なげな声をあげる。
「…お姉様…んっ…お口を開けて…」
梨央が欲情し始めた掠れた声で懇願する。
「…は…あ…っ…んんっ…り…お…」
綾香が密やかにその美しく柔らかな唇を開く。
梨央は噛みつくように、綾香の唇を奪い、荒々しく押し開いてゆく。
綾香の熱い舌に自分の舌を絡める。
滑らかな舌を味わうだけでは飽き足らず、梨央は綾香のベルベットのような口内を蹂躙し始める。
「…んんっ…り…お…くるし…」
綾香をキスで犯すような性急さに、綾香は思わず声をあげる。
梨央は綾香に呼吸を与えるために一瞬、唇を開放する。
しかし、綾香の長く美しい睫毛が触れ合う距離から熱く強く見つめ、硬い声で呟く。
「…他の方に優しくしては嫌!」
「…え?」
綾香は美しい眉をひそめて尋ねる。
梨央は綾香の白く滑らかな頬を両手で包み込み、力を込める。
「…鍋島さんの髪を触ってらしたわ!」
「あれは…」
「嫌!お姉様が他の方の髪を撫でたりしては嫌!嫌なの!」
再び、綾香の唇を無理やり奪い、舌で執拗に犯す。
「…んっ…あ…あ…ん…っ…」
「…お姉様は私のものだわ…何もかも全て…!」
梨央は濃厚なキスを繰り返しながら、綾香のラベンダー色のシルクのドレス越しのその豊満で形の良い乳房をぎゅっと掴む。
「…ああっ…だめ…り…お…こんな…ところで…」
綾香は鍵もかけていない扉を見る。
「…誰もこないわ…ガーデンパーティー中ですもの…」
梨央は切なげに、綾香の首筋に唇を這わせる。
「…ああ…お姉様の薫りだわ…いい匂い…」
「…鍵をかけて…梨央…」
綾香が潤んだ艶めかしい瞳で梨央を見つめる。
「…こんなところを見られたら…貴方の名前に傷がつくわ…」
愛しさしかない綾香の瞳を見て、梨央は怒ったように強く綾香を抱きしめる。
「…お姉様はずるいわ…私にお姉様を怒る気持ちをすぐに失くさせてしまう…」
そして、綾香を開放すると、扉の鍵を締める。
綾香は壁にもたれたまま、慈愛に満ちた表情で梨央を見つめていた。
「…もしかして、やきもちを焼いているの?梨央…」
梨央は綾香に近づきながら切なげに囁く。
「…そうよ…お姉様…梨央はお姉様が触れる方全てに嫉妬するの…苦しいくらい…」
綾香が白く輝く手を差し伸べる。
「…お馬鹿さんね。…私が貴女をどれだけ愛しているのか…知らないの…?」