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帝都被虐奇譚 美少女探偵助手の危険な冒険、ふしだらな願望
第7章 猟奇的ペッティング
(嗚呼・・・やだわ、わたくし、またアソコが熱る・・・どうしてなの? 裸で鉄の檻に入れられて・・・そんな恥ずかしい目に遭わされているっていうのに・・・いやだ、また濡れてきたわッ)
五十面相は、そんな紀子の戸惑いを見透かしたように、さらに敏感な乙女を弄ぶように嘲ります。
「フフフ、本来ならば、君のヴァギナをこの手でじっくりと押し広げて、敏感になり切っているであろうクリトリスのヒクつき具合や、膣の形状にいたるまでじっくりと鑑賞し尽してあげるつもりだが、生憎と君をいたぶるのは私ではないのだよ、フフフフ」
五十面相は意味深な嗤い声を上げると、部下に何かを命じました。吊籠を繋いだ天井の鎖が、ガクンと動き始めます。
「な、何をなさるつもりッ?」
紀子はさすがに狼狽し、身悶えます。しかし、そんなことにはお構いなく、紀子を拘束した人形の檻が地下室の床の穴から暗闇へと消えてゆきます。

帝都には貴族の名を持つ選民に対し、身も心も貧しきいわば、賤眠がおります。僅かな教養も、微かな倫理も持たぬ彼らは犯罪に手を染め、いわばスラムを作り、帝都の町の片隅に身を潜めているのです。稀代の大怪盗である奇人五十面相は彼らの存在に以前から目をつけておりました。未来も光も知らぬ彼らは従順な僕となり、目先の快楽に身を沈めるべく、下した命令にも実に忠実に行動するようになったのです。そんな鬼畜のような輩が、この地下には無数に蠢いています。獲物が下りてくるのを今か今かと手ぐすねを引きながら…。
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