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17歳の寄り道
第10章 【村上編】急転
白川は両手で俺の欲情の塊を持つと、先端を舌先でなぞった後、瞳を潤ませて喉奥まで含んだ。

やめろ…
そんなこと…

身をよじるが、教師としてのチンケな正義感は脆くも崩れ去る。
白川が決して上手いわけではない。ぎこちなく、余すところなくしゃぶられる淫靡さが興奮を煽った。

愛おしげに舌を這わせて、俺の肉塊を口内で上下させている白川の姿は、夜の鬼畜な妄想を彷彿とさせた。

「んッ、ふっ、…」

鼻から甘い声を出しながら、淫らな水音を鳴らし俺のものを咥え続ける。
いつしか俺は抵抗をやめ、その甘美な舌と手を存分に味わっていた。

それは飽きることなく続けられ、次第に終わりが近づく。

「出るよ、もう離れないと…」

白川に警告をしたが、離れる様子はなく黒髪を揺らす。
流石に口内発射はしたくないので、起き上がって白川の腕を掴むが、頑として動かず、俺は唇を噛んだ。

「………知らねえぞ」

白川が喉奥深くまで俺のものを咥え込んだ瞬間、限界を迎え、彼女の柔らかな口の中で暴発した。

「ううっ…」




全て、出た…。
白川は…どうしてる?

彼女に目をやると、眉間に皺を寄せながら、俺の迸りをごくりと飲み込んでいた。


――飲むなよ!

慌てて飲みかけのミネラルウォーターを渡すと、「ありがと」と白川はあどけなく笑い、水を飲んだ。

その姿を見ながら俺は、ズボンから覗いているまだ硬さの残るそれを隠し、ベルトを締める。


何やってるんだ…俺は……

抱き締める抱き締めないの話などすっ飛んで、それどころかフェラさせて………いや、されたのか。

現実は俺が襲われたのだが、妄想では俺が襲っていた分、酷く混乱して吹き出してしまった。ちっとも笑いごとではないのだが。

そんな俺を白川は不思議そうに見つめた後、くすっと微笑む。

「先生、気持ちよかった?」
「…まあな。下手なりに」

正直、テクニックは皆無だ。経験はあまりないのだろう。

しかし俺が達すると、さっきの官能的な白川はどこかに消え、普段学校で見かけるような年相応の顔に戻った。

今ので満たされたのか…?
男の性器を咥えたことで?
俺が果てたことで?

ともかく、白川はこういう行為で寂しさを埋めようとしているのだと強く感じた。
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