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17歳の寄り道
第18章 【碧編】碧の夏休み
「遥、間に合うかなぁ、帰りの新幹線…」
「間に合うよ。間に合わなくても自由席なら乗れるから大丈夫だよ」
「そうなの?あんまり詳しくなくて」
「今度碧一人で来れるか?」
「がんばります…」

遥は優しく微笑んでいる。春までのやんちゃぶりはどこに行ったのか…。今日は、とても頼りになって、しっかりしてて驚いた。

触りたいな…。
私の方から遥にぎゅうっと抱きついた。


「そんなんされたらムラッとすんじゃん」
「そうだね…」
「したいの?」
「うん。」

普段ならこんな所でしようとも思わないけど、とにかく時間がない。ぼやぼやしてたら、遥が帰っちゃう。

「まじで?」
「うん。まじで。」
「俺、止まんなくなるかもよ?」
「止めないでいい」

遥はバス停の入り口に背中を向け、誰からも私の姿が見えないようにして、服の上から私の胸を揉み始めた。

Tシャツを上げられ、ブラジャーを下ろされた。胸が寄って歪になって、谷間が強調されている。
遥はその谷間に顔を埋めた。

「んっ…」

しばらく両手で柔らかさを楽しみ、ブラジャーをさらに引き下ろした。

胸が……。

遥の舌が先端を捕らえて転がす。
汗ばむ肌が触れ合うことも厭わずに、遥の頭を抱きしめた。
蝉の鳴き声が引っ切り無しに聞こえている。

「遥……」
「気持ちいい?」
「うん、うん…」

何度も頷き、震えながら遥を抱きしめる。
唇を噛み締めて、誰にも見えないようにして、遥の愛撫を受け続ける。

次のバスは間も無く来る。
ということは、次に乗る人も来るはずで。


「限界。もう挿れたい」
「うんっ…」


早く、早く来て。

遥は荒っぽくベルトを外し、私のショーツのクロッチ部分を横にずらした。
指を辿らせて、滴り落ちそうな蜜を弄び、私の顔を見てニヤッと笑った。


「準備万端だ。誰ともしてねぇ?」
「してないよ。遥は?」
「するかっ。碧だけだよ」
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