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17歳の寄り道
第24章 【遥編】3日間
「碧、ケツ浮かせて」

ズボンとパンティーを下げさせて、覗く茂みの中を優しく指を行き来させる。
身体を強張らせている碧に気づき、触るのをやめた。

「大丈夫か?」
「うん、大丈夫…」

本当かよ?
変な我慢しそうだからな。

俺は指で触るのをやめ、そこに顔を近づけた。
膝を立てた碧が、恥じらいながら俺を待つ。

柔らかいそこを指で広げると、ピンクの突起が充血している。
自分の指を口に含んでから優しく撫でた。

「く……うっ……」

途端に身を捩り出し、動かないように膝を押さえる。
唇を噛んで我慢している姿に、俺もどうにかなりそうだ。

ひと思いに舐め上げたら、碧が俺の肩を掴む。

「やめる?」

俺の目の前に股を広げて。こんな姿、誰かに見つかったら…。
教室や公園で強引にしていた俺が言うのも何だが、あの時とは状況も心境も違う。
……あの時は俺も、覚えたてのセックスに溺れていただけだ。

「やめ……ないで……」

自分でそこを広げて、俺に続きをするように碧が言う。
吸い寄せられるようにそこに近づき、碧の腰が引けるほど夢中で舐め回した。音を立てるたびに、俺の肩を掴む碧の手に力が入る。

傷を癒すように、舌を優しく滑らせる。

「遥……好き……」

次第に溢れてくるいやらしい蜜と、碧の鼻に掛かった声にほっとした。
碧も、今、安心してるといいんだけど…

「……エッチしたい」

布団の上、碧がとろんとした目で俺を誘いこむ。
こんなことしてたら、そりゃあこっちも準備万端だ。

しかし、碧のそこから顔を離し、凛太が向こうを向いて寝ている姿が目に入ると、急激に硬さを失っていった。


「……あ、ごめん。萎えたわ。」
「あ………」


二人で向かい合って俺の股間を凝視していたら、廊下に足音が響いてきた。
慌ててズボンを上げ、碧も身を整える。


軽くノックされた後、ドアが開いた。

「……浅野、ちょっといいか。3人にしてあげてくれ」

村上の後ろには、泣き腫らした目をした碧の母親がいた。
俺はすぐに立ち上がって場所を譲る。

「浅野君。いつも碧と仲良くしてくれて有難うね」

深々と頭を下げられ、内心うろたえた。

「あ――いえ…。僕の方こそ、お世話になっているので」

負けじと頭を下げて碧をチラ見すると、碧もうろたえているようだった。
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