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17歳の寄り道
第24章 【遥編】3日間
3人でいると、合宿か何かと勘違いしそうな雰囲気だ。
本当は二人になりたいけど、村上にお世話になっている以上は…。
碧だって、足も怪我してるし、…空元気で笑っている気もするし。


碧に一番風呂を勧め、俺と村上が布団を敷いている時。
「お前、この家で行為に及ぶなよ」と小声で釘を刺された。

「…じゃあどこならいいんだよ」
と答えたら、村上も舌打ちをする。

「彼女が大変な目に遭ってんだから、今回ぐらい我慢しろ、サルが。白川のお母さんも、俺らを信用してここに置いてんだよ」

何で、俺が何かするって決めてるんだ、こいつは!


「何もしねえよ!村上もやんなよ!」

「村上だと?誰に向かってそんな口利いてんだ、あぁ?」

コイツ、元ヤンか?というぐらいの顔をして、村上は俺に顔を近づける。

…偉そうに!



しかし、布団。

普段村上が寝ているという和室に2セット敷いたが…。これは、俺と村上の分?
碧は一人で寝られるのか?…朝の様子じゃ無理だろ。


「お風呂ありがとう~」

と湯気を立て、村上の服を着てひょこひょこ出てきた碧に尋ねてみると、「客間で一人で寝るよ~」と笑顔で答えた。

マジか。無理だろ。



村上は、何か思案していたが、「白川が、それでいいならそうしよう」と答え、俺と村上が和室、客間には碧の二部屋体制で決定した。


「じゃあ、遥、先生、おやすみ~」


なんでこんなに明るいんだ。…なんか変だ。


碧を客間へ送り、和室に戻ると
「白川が寝るまでついててやれ」と、村上が俺に言った。
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