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17歳の寄り道
第24章 【遥編】3日間
「碧?寝た?」

客間の電気は煌々とつき、碧はこっちを振り向かない。
ドアを閉めて、目の前に回ると、…手が震えている。

「なんで一人で寝るって言うんだよ…無理だろ」

その手を握ったら、碧は静かに涙を落とした。

「お母さん、大丈夫かなぁ…凛太も、大丈夫かな…」
「大丈夫だよ。碧、大丈夫だから」
「遥、ぎゅってして」

言われたままに抱きしめ、髪にキスをする。
村上から釘を刺されたから、そのぐらいしか……

今日ぐらいは理性保たねぇと……

サルじゃねぇし。

と思っているのに、碧は俺の首筋にキスを始めた。

「…おい。ちょっ……待て」

ぺろりと伝う舌に、下半身は漏れなく反応する。

「碧、…ここ村上んちだし、それに、足大丈夫かよ」
「大丈夫だから…拒まないで……今日は……」

震えながら呟く姿に、胸が苦しくなった。


「う……あぁ……」

肌を触れ合わせまま、電気を消して、碧からすべての衣服を取り去る。
カーテンを開ければ月明かりに照らされる。
こんな状況なのに、…村上に諌められたのに、俺は、碧の身体を舐め、白い胸を弄んでいる。

「遥、…んんっ……」
「気持ちいいか?」
「うん…もっとして、もっと…」

指先で胸の先を刺激したら、碧が跳ねた。

こんなに、積極的だったか?

バス停の時もだが、…いや、今日とは比べ物にならないぐらいだ。
碧の手が俺の前に回り、スウェットを引き下げられた。

「ああ、遥……すごいね、もう…」
「……っ」

あっという間に、碧の口いっぱいに頬張られてしまった。
扱き上げて舐め回し、唇でいい場所を攻めてくる。

……こんなに、うまかったか……?


「碧、上手くなったな…」

つい本心が漏れた。碧は裏筋に舌を這わせながら、「嬉しい…」と微笑んだ。

俺としては、別で練習したんじゃ…と不安から来た台詞だったが、その返答で不安は消えた。

俺も碧の腿の間に潜り込み、碧の秘密を堪能した。溢れるそこに舌を埋め込んで、主張する突起を指で撫で回す。

「ああ、はるっ…遥、私、いく、いく…」
「いいよ。ここだろ」

舌を抜いて指のスピードを増幅させていくと、碧の身体が硬直し、時間を置いて弛緩した。

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