この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
17歳の寄り道
第26章 【碧編】夢か幻か
恥ずかしいそこを指で広げられて、遥の舌がぬるりと這う。

「う…う…んっ…」

優しい舌が気持ちいい。
敏感な蕾を何度も柔らかな舌が往復した後は、親指で押し潰された。

「っあ……」

ビンッと鋭い感覚が下腹部を駆け抜ける。無意識に足をかくかく震わせていると、遥はそっと太ももを支え、さっきよりますます開脚させられた。

「は、遥、やだ…丸見えにしないで…」
「俺に全部見せて。目に焼き付けるから…」

ちゅるりと肉芽を吸い上げられ、唇で軽く扱かれ、素早く舌先が核を責める。

「あ、あっ、ああっ、いやぁ…」

電気の走るような性の感覚にひとりでに腰を振ってしまう。
止まらない腰に、遥が唇を離した。

「気持ち良さそうだな。スカート捲って、俺が舐めてるとこ見といて」


遥はスカートの裾を私の手に託し、薄い茂みの中にまた舌を埋めた。
ぐにゅりと入った舌は、ゆっくりと何度も蜜を舐め取る。
遥の熱い吐息は更に興奮を呼び、ピチャ…と音が鳴るたびに全身震わせた。

切なげな顔をしてむしゃぶりつく遥を見ていると、たまらない気分にさせられる。
ありったけの愛情が詰まったような愛撫に、足の痛みも忘れて身を委ねた。

「舐めても舐めてもキリねえよ。すげーな…、また出てきた…」

窓が開いたままの部屋で扇風機が首を振る。

風を感じると、ヒヤリとした感覚で、私がいかに淫らな蜜を垂らしているのかがわかった。
お尻を伝い、シーツをたっぷりと濡らしている。

「はあ…我慢できねーわ…もう」

遥は顔を歪ませながらズボンを硬く膨らませていた。



「―――っ……」

遥がひと思いに貫いてきた。
迎え入れるのを待ち切れなかったそこは、悦びに打ちひしがれながら、遥のものを包み込んだ。

体の中ごと掻き回されるようなインサートに、はからずも声が出ないように枕を顔に当て食い縛った。
遥の情動は強まるばかりで、ギシギシとベッドを軋ませる。

「碧……」

遥は上半身を落として、私に密着させて、耳元で囁いた。



「……襲われた日も、村上としたんだろ?一晩いて何もないわけないよな」


「………え?」



その囁きに、全身を拒絶感が駆け巡った。
/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ