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17歳の寄り道
第2章 【碧編】恋
ベルトが外れ、トランクスの間から、石のように固い浅野君のものが出てきた。

初めて見る…。

手のひらで包んでみると、しっとりとつるつるしていて、少しだけ汗と男の匂いがした。

「なんか、これだけで出そう。やべ」

浅野君に制されて、手から取り上げられる。
代わりに、浅野君は私のセーラーを捲り上げ、ブラジャーを剥いできて、彼の眼前にぽろんとお椀形の胸が出た。

「すっげ…きれい」

浅野君の舌が、私の胸の先端に近づく。
ぎゅっと目を瞑ってその時を待った。

何度か、下から上に舐め上げるようにされて、私の乳首が簡単に跳ねる。

「んぅ…」

恥ずかしくて見ていられないが、浅野君の荒い吐息が、唾液がついたところに当たってスースーする。

私の胸に吸いついて離れない浅野君を抱きしめながら、ベッドの上に横たわった。
浅野君は学生服を脱ぎ捨て、ズボンも脱ぐ。
トランクスは腰まで穿き直し、飛び出していた大きなものは、噂通りテントを張るように主張していた。

「碧…」

不意に名前を呼ばれて、赤面してしまった。
胸を露わにしながら。

「脱ぐ?」

私の返事を聞く前に、寝かせた体を起こされる。
セーラーの裾をつかみ、持ち上げる浅野君。
横のファスナーを開けてバンザイしたら、何とか脱げた。
スカートも皺になるといけないし…と、浅野君の前で膝立ちして、サイドファスナーを下ろしてゆく。

浅野君の視線が、私のスカートに集中している。
ジイイイと音を鳴らしてファスナー全開になり、サイドからは薄いブルーのパンティーが覗いている。

恥ずかしい……

浅野君が、待ちわびた獣のような顔をしていて、その強い視線にゾクゾクした。
親指と人差し指でつまんでいたスカートをえいっと離すと、ぱさりと膝まで落ちる。
彼の目の前には、パンティー姿で膝立ちした私の体が差し出される。
片手で胸を隠そうとするが、すでにさっき舐められているし、さほど意味はない。
トランクスの中身が、さらに大きさを増したように思えた。
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