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17歳の寄り道
第33章 【東野編】高校卒業、東野涼太
返信はすぐに来た。

『東野君!?
久しぶりだね!元気?
私は相変わらずだよ٩( 'ω' )و
その日はバイトないから
いつでも空いてるよ♪
会いたいね〜!』

やっ……やった。
約束を取り付けた。

二人?二人だよな?

この後俺は、前日にサッカー部OBの集いがあることを告げた。白川と会う時間は泊まった翌日を予定していたからだ。ついでに三浦家に泊まることも伝えたら、すぐ返信が来た。


『じゃあ千晴も呼ぶね٩( 'ω' )و』

えっ。
そ、それは…。

二人きりがいい、なんて、言っていいのか…?
白川は俺と二人じゃ嫌かもしれない。
が、そこは我ながらナイス機転で切り返す。

『俺から千晴に聞いとくよ。』

どうせなら千晴も味方につけたい。
白川は、『じゃあお願いするね!楽しみ♡』と、可愛らしく締め括ってくれた。


はあ……。
目が冴えて寝れない。
かわいいな……。
絵文字がまた白川っぽくてかわいい。

スマホをタップし、俺はまた白川のセーラー服姿をおかずに、白川に似たセクシー女優の無料動画を観ながら右手を動かす。

男のそれを恥ずかしげに両手で握り、小さく舌を動かす動画に白川を重ね、すぐに果ててしまった。



そうして、翌日。
俺は千晴を味方につけるべく電話中。
千晴もその日は空いていて、「白川に告りたいから、二人にしてくれ」と正直に話した。

『まあいいけど、今更?』と千晴。

白川に彼氏ができたのかと不安になったが、それはないらしい。
勢いづいた俺は、浅野が同じ大学に通っていることも、浅野本人から別れた事実を聞いたことも、千晴に話した。

『まあ話はわかったけどさ。碧は浅野のこと忘れてないでしょ』

「嫌なこと言うなよ……」

千晴の言葉にシンプルに落ち込む。

『あ、ごめん。ま、でもいんじゃない?諦めるために告りたい気持ちはわかるから』

「諦めるためじゃねえよ。できれば成就が目標だよ」

そういうと千晴は『あ、そっか、ごめんごめん』と笑っていた。

相変わらず失礼なやつ。
でも、女でこれだけ本音が話せるのは千晴ぐらいのものだった。
本心では、とても信頼してる。
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