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17歳の寄り道
第2章 【碧編】恋
「よくわかんねー。お前、東野はどうしたんだよ。何で俺追いかけてくんの」
私より、頭一つ分背の高い浅野君を見上げ、再びその疑問を口にする彼の唇が目に入った。

「そんなの、自分でもわかんないよ。なんで浅野君は怒ってるの?」
「それは……」

浅野君は苛立ちを見せながら、私をベッドにうつぶせに倒し、スカートを捲り上げてパンティーをずり下ろした。
私の両手は上に上げられた形で、浅野君の強い力でシーツに縫い止められる。
浅野君は自身のジーンズとトランクスを乱暴に脱ぎすて、なだらかになっていたはずのものは熱と硬さを帯びながら、私のお尻を何度か往復する。

ゾクゾク、熱く震えるような感覚が全身を駆け巡り、浅野君は自分の指を舐めてから私の体の前に手を通し、お尻より前にある私のひだを拡げ、指を陰核に当てた。

「んっ!」

先よりもっと強い刺激が下腹部を抜けて頭まで走った。
そして、その指が動くと、その部分がぬるりとしているのがわかる。

「あっ、あっ…」
「…ヌルヌルじゃん」
「うーっ…」

言葉にも感じてしまう、いやらしい私。
浅野君の指が、ひだに沿って動き、蜜が全体に塗り広げられてゆく。時々その指が私の核を捏ねるような動きをしたら、勝手に体がいやらしく跳ねた。
それを封じるかのように浅野君の指が、誰も入ってきたことのない私の小さな下の口に捻じ込まれた。

「や、ああっ」
「痛い?」
「んんんっ…」

浅野君に耳元で確認されるが、痛みはない。
彼の指が動いて、ぐちょぐちょと卑猥な音が立っているのが異次元の出来事のように思えて、現実感を失っていた。
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