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17歳の寄り道
第38章 【千晴編】スタートライン
薄暗いリビングで、男と女が縺れ合う。
8年前、場所は体育倉庫で、服など脱がず、抱き合うことも叶わずにいたのに。

先生の腕と、背中と。
ずっと触れたくてたまらなかった存在が、今私の腕の中にあって、ずっと手に入ることはないと思っていた先生と、繋がって、ひとつになっている。

先生の短い黒髪を指で梳いて、耳にキスをした。

「もう痛くないか」
「はい……気持ちいいです……」

外はガラスに打ち付けるような風が吹き、嵐なのに、私たちはツイードのソファの上で愛し合って、揺れて、慈しむようにキスをする。

この時間を一生忘れたくない。


先生は座位の体勢になると、やわやわと触れていた胸から手を下へ伸ばし、先生のもので貫かれているすぐ上の蕾のような突起を指で押した。

「やっ…!」

触れられるとそこから快感が走り、自分でも先生を締めつけてしまうのがわかった。

先生も刺激されたらしく、少し眉を顰め、「気持ちいいんだな」と聞いてきた。

「気持ちいいです、けど、やめてください」

突起への刺激は止まらず、くちくちと音が聞こえる。

「……中が締め付けてくる」

先生の低い声でそんなふうに言われると、気が気じゃないほど感じてしまう。
戻ってこれなくなる気がして、逞しい体にしがみついた。

「先生、だめ……や、やめて…」

途端に先生の指が速度を増し、しがみつく腕に力が入った。

「あああ、やめて…!…いく」


先生の怒張が入ったまま、私の内側がキューっと収縮し、解放される。

ひくひくと緩やかに、まだ達していない先生のものを導くように、私の中は懸命に収縮を続ける。

「あ、あ〜っ……」
ため息と悲鳴が混じった声が出て、先生にくったりと身を預けた。

「……ちょっと動くぞ」
「へ……」

すると、微動だにしなかった先生が、私の腰を支え、下から突き上げた。
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