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17歳の寄り道
第38章 【千晴編】スタートライン

「あっ!……あっ、んっ」
達したばかりの中を一定のリズムで押し広げられて、先生の上で髪を振り乱して揺らされる。
嫌というほど掻き回されて、歓喜の蜜が溢れ出た。
「あ、ああ…っ、うっ…」
ソファがギシギシと律動で軋み、唇を愛しげに貪り合う。
先生が私を求めているのが伝わってきて、夢中で舌を絡ませた。
「…先生、もう私、離れませんよ」
まるでストーカーのような台詞を、腰を振りながら吐く。
どんどん、登りつめるようにして、二人の熱が高まって行く。
何も隔たりのないその部分は、何度も掻き回され感覚を失っていた。
先生は、繋がったまま私をソファに倒して、上から私を見つめる。
「俺は、幸せになってもいいのかな」
そう呟きながら憂いを浮かべた表情は、一瞬で消えたけれど。
先生の呟きが胸に刺さった。
「いいに決まってるじゃないですか……!」
先生は今まで、どれだけ自分を律し、抑圧して生きてきたのだろう。
たまにそう思うことはあったけれど――。
愛の行為が終わりに近づいていることを感じながら、律動を続ける。
「千晴、もう――――」
先生のくぐもった声が聞こえる。
エクスタシーの直前、名前で呼んでくれた喜びに甘くときめきながら、先生が逃げて行かないように、強くしがみつく。
「先生……愛してる」
絡ませた足にぎゅっと力を込める。
「おい、……」
「……いいの、そのまま…」
当然、先生は驚いていたけれど、私にはその隙だらけの顔も愛しい。
達したばかりの中を一定のリズムで押し広げられて、先生の上で髪を振り乱して揺らされる。
嫌というほど掻き回されて、歓喜の蜜が溢れ出た。
「あ、ああ…っ、うっ…」
ソファがギシギシと律動で軋み、唇を愛しげに貪り合う。
先生が私を求めているのが伝わってきて、夢中で舌を絡ませた。
「…先生、もう私、離れませんよ」
まるでストーカーのような台詞を、腰を振りながら吐く。
どんどん、登りつめるようにして、二人の熱が高まって行く。
何も隔たりのないその部分は、何度も掻き回され感覚を失っていた。
先生は、繋がったまま私をソファに倒して、上から私を見つめる。
「俺は、幸せになってもいいのかな」
そう呟きながら憂いを浮かべた表情は、一瞬で消えたけれど。
先生の呟きが胸に刺さった。
「いいに決まってるじゃないですか……!」
先生は今まで、どれだけ自分を律し、抑圧して生きてきたのだろう。
たまにそう思うことはあったけれど――。
愛の行為が終わりに近づいていることを感じながら、律動を続ける。
「千晴、もう――――」
先生のくぐもった声が聞こえる。
エクスタシーの直前、名前で呼んでくれた喜びに甘くときめきながら、先生が逃げて行かないように、強くしがみつく。
「先生……愛してる」
絡ませた足にぎゅっと力を込める。
「おい、……」
「……いいの、そのまま…」
当然、先生は驚いていたけれど、私にはその隙だらけの顔も愛しい。

