この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
17歳の寄り道
第38章 【千晴編】スタートライン
明け方。
嵐は、過ぎ去っていた。

寝室に移り、先生の腕の中で、肌の温もりを確かめるように寄りそう。

逆境や困難があっても、この温もりがあれば立ち向かえる気すらする。

先生を取り巻く環境は、今は正直よくわからない。
惇君のこととか、そういうことは……。

うちの親は、許してくれそうな気がしてるけど、どうなんだろう。

「酒飲んで大変だったのに、こんな時間まで起こしてすまなかったな」
「いえ……こちらこそ、とんだ醜態とご迷惑を……」
「無理して飲まなくてよかったのに」

先生が私に向けてくる穏やかな瞳に、胸がきゅっとしてときめいた。

「吉川もだけどな」

よく聞いてみると、吉川先生もリバースした模様。
だから介抱した後、機嫌悪く出てきてたのか。

笑っていると、先生の胸に抱き寄せられ、すっぽりと収められる。
薄い肌掛け布団が、二人の体に軽く掛けられていて、その中で裸で引っ付く。
エアコンが効いているからちょうどいい。

「温かいな。人肌は」

先生は、私の手首をシーツに軽く縫い止めるようにして、胸にキスをした。

さっきから幾度となく繰り返される愛撫。
挿入には至らないけれど、お互いの体のどこかに触れて、また先生の太い指が、私の秘密を掻き分ける。

「あ……」

人差し指と薬指で左右に広げて、飛び出た突起に中指で蜜を塗られた。ソフトに動く中指が堪らない。

そして、私の反応は全て、藤田先生に余すところなく見つめられている。

「ん、んん……」

さっきも、その前も、もう何度いかされたかわからない。
なのに、また先生は私を弄り続け、私もそれを望んでいる。
/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ