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17歳の寄り道
第38章 【千晴編】スタートライン
お風呂を出て、先生にベッドルームへ誘われた。
「ちょっと待ってろ」
「はい…?」
私をベッドに寝かせてから、先生が部屋を出る。
布団で胸を隠して待っていると、先生が鍵を持ってきた。
「使い方はわかるか」
「あ、ありがとうございます!使い方は大丈夫だと……」
わぁ…先生の合鍵。
手のひらでカチリとぶつかり合う。
先生が口角を上げてその鍵を取り、サイドボードに置いた。
年齢を感じさせないしなやかな筋肉には見惚れてしまう。
「もう、言いたいことはないのか」
逞しい腕が、私の胸を隠す布団を剥ぎ取った。
見えてしまった胸の先に、先生の唇が触れる。
「ん…っ」
ぺろっと舐め上げられて、体を震わせた。
こんなことされながら、「指輪もほしい」なんて、言えないな…。
合鍵がほしいっていうか。指輪がほしいっていうか…。
一緒に住んで、結婚…したいんだけど。
ちゃんと、言葉にしなきゃ伝わらない?
「あ、んっ、ん、ん」
舌の動きが早くなって、短い声が規則的に出た。
先生の髪を触りながら、胸への愛撫を受け続け、同時に私の太ももに先生の手のひらが滑る。
「んあっ!」
太ももの隙間に、先生の指が入ってきた。
「足広げて」
追い打ちをかけるように耳元で命令する先生に、どうしようもなくなりながらふしだらに股を広げた。
こんなことされてる最中に、結婚したいなんて言えないし、それなりの返事をされても、セックスの最中のうわごとみたいに思えそうで…。
ちゃんと向き合って言わないと、伝わらない気もして。
どう言おうか考えていると、先生は私の瞳を覗き込むようにした。
「また何か考えてるのか」
バレてる。
「何でわかるんですか……」
「何でも聞くから、言いなさい」
そう言いながら、先生の頭が足の間に収まってしまって、言えなくて指を噛む。
「ちょっと待ってろ」
「はい…?」
私をベッドに寝かせてから、先生が部屋を出る。
布団で胸を隠して待っていると、先生が鍵を持ってきた。
「使い方はわかるか」
「あ、ありがとうございます!使い方は大丈夫だと……」
わぁ…先生の合鍵。
手のひらでカチリとぶつかり合う。
先生が口角を上げてその鍵を取り、サイドボードに置いた。
年齢を感じさせないしなやかな筋肉には見惚れてしまう。
「もう、言いたいことはないのか」
逞しい腕が、私の胸を隠す布団を剥ぎ取った。
見えてしまった胸の先に、先生の唇が触れる。
「ん…っ」
ぺろっと舐め上げられて、体を震わせた。
こんなことされながら、「指輪もほしい」なんて、言えないな…。
合鍵がほしいっていうか。指輪がほしいっていうか…。
一緒に住んで、結婚…したいんだけど。
ちゃんと、言葉にしなきゃ伝わらない?
「あ、んっ、ん、ん」
舌の動きが早くなって、短い声が規則的に出た。
先生の髪を触りながら、胸への愛撫を受け続け、同時に私の太ももに先生の手のひらが滑る。
「んあっ!」
太ももの隙間に、先生の指が入ってきた。
「足広げて」
追い打ちをかけるように耳元で命令する先生に、どうしようもなくなりながらふしだらに股を広げた。
こんなことされてる最中に、結婚したいなんて言えないし、それなりの返事をされても、セックスの最中のうわごとみたいに思えそうで…。
ちゃんと向き合って言わないと、伝わらない気もして。
どう言おうか考えていると、先生は私の瞳を覗き込むようにした。
「また何か考えてるのか」
バレてる。
「何でわかるんですか……」
「何でも聞くから、言いなさい」
そう言いながら、先生の頭が足の間に収まってしまって、言えなくて指を噛む。