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17歳の寄り道
第8章 【碧編】誓い
村上先生に奉仕した以上に、夢中になって遥のそれを口に含んだ。
熱くて硬い、遥の…
私の手に遥の手が重なる。
「やべー…ちょっと…」
こんな形でしか愛を伝えられない。どこにも行ってほしくない想いを、その行為にぶつける。
「碧…このまま出していい?」
「ん…」
返事をするかしないかぐらいで口の中でビュッと弾け、生暖かい愛しいものが広がった。迷わずにごくっと飲み干し、口からこぼれたそれも指ですくう。
「飲んだんだ…」
「うん」
「エロいな~…。あの白川さんがこんなエロいとはなぁ…」
「あの白川さんって何?」
「A組のオナペットだからな」
「だから、それ何なの…」
くすくす笑ったら、遥はふうと息を吐いて、私を抱きしめた。
「あーあ、離れたくねえな…」
「うん…一緒にいたい」
負けじと、私も遥を抱きしめる。
「碧も連れていけねーかな…」
「……行きたいよ」
義父からも離れて、全て捨てて遥の元へ。……いいなあ、それ…
凛太と母は心配だけど…毎日怯えなくていい生活は、精神的にとても楽だろうな。
と、空想に想いを馳せる。
「……夏休み、来たら?母親にも言っとくし」
「遥の家に泊まるの?」
「そう、母親の実家。ばあちゃんもいるよ。めっちゃ怖えーけど」
「ふふふっ。会ってみたいなぁ」
隣にいた遥が、私の後ろから抱えるように抱きしめた。耳に遥の唇が触れる。
「好きだよ」
遥に好きだと言われると涙が出て、自分の愚かさに悲しくなる。
「もーいいよ、泣くな」
「ごめんなさい…」
「謝んな。休みは会いに来るし…」
「うん…電話、いっぱいしていい?」
「当たり前だろ」
もう、心が弱っても、絶対にふらふらしないから。
これからは遥だけ見てる。
言葉にすると軽くなるから、口にはしない。
でも、これで終わりじゃない。
遥と、ここから始めたい。
熱くて硬い、遥の…
私の手に遥の手が重なる。
「やべー…ちょっと…」
こんな形でしか愛を伝えられない。どこにも行ってほしくない想いを、その行為にぶつける。
「碧…このまま出していい?」
「ん…」
返事をするかしないかぐらいで口の中でビュッと弾け、生暖かい愛しいものが広がった。迷わずにごくっと飲み干し、口からこぼれたそれも指ですくう。
「飲んだんだ…」
「うん」
「エロいな~…。あの白川さんがこんなエロいとはなぁ…」
「あの白川さんって何?」
「A組のオナペットだからな」
「だから、それ何なの…」
くすくす笑ったら、遥はふうと息を吐いて、私を抱きしめた。
「あーあ、離れたくねえな…」
「うん…一緒にいたい」
負けじと、私も遥を抱きしめる。
「碧も連れていけねーかな…」
「……行きたいよ」
義父からも離れて、全て捨てて遥の元へ。……いいなあ、それ…
凛太と母は心配だけど…毎日怯えなくていい生活は、精神的にとても楽だろうな。
と、空想に想いを馳せる。
「……夏休み、来たら?母親にも言っとくし」
「遥の家に泊まるの?」
「そう、母親の実家。ばあちゃんもいるよ。めっちゃ怖えーけど」
「ふふふっ。会ってみたいなぁ」
隣にいた遥が、私の後ろから抱えるように抱きしめた。耳に遥の唇が触れる。
「好きだよ」
遥に好きだと言われると涙が出て、自分の愚かさに悲しくなる。
「もーいいよ、泣くな」
「ごめんなさい…」
「謝んな。休みは会いに来るし…」
「うん…電話、いっぱいしていい?」
「当たり前だろ」
もう、心が弱っても、絶対にふらふらしないから。
これからは遥だけ見てる。
言葉にすると軽くなるから、口にはしない。
でも、これで終わりじゃない。
遥と、ここから始めたい。