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取り込み中。
第4章 束縛中
そんなこんなで夜迄盛り上がり兄夫婦が帰ったのでお開きになった。
で、今は私の部屋で寛ぎ中。
「ヒビキ君、この布団二階に持って行って」
と、母がヒビキに布団渡してるし。
ゆくゆくは、兄夫婦と同居する予定の我が家は、私が田舎に引っ込んだとき一緒に必要な私物は、持って行った。
って、ヒビキ客間で良くない。
部屋にもヒビキの荷物あったし。
すっかり家族公認。
しっかりと外堀を埋められた。
先程から、上機嫌のヒビキ。
かなり悔しい気もするが、そんなヒビキを見ていたら、それでもいいと思う私もヒビキに絆されている。
「そんなに、見蕩れるなよ」
「へっ、見蕩れてないし」
「これでも今日は、我慢しようと思ってんだぜ」
「今日は...」
「でも、二階俺達しかいないんだよな」
「うん、親寝室下だから」
あ、しまった。
おわっ、なんかブツブツ言ってる。
と思っていたら、視界がひっくり返りヒビキに布団の上に組み敷かれていた。