この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真昼の情事
第1章 うだる和室

 そろそろ許されるか。相変わらず、二人とも喉の奥が飢えている。カラ松は飲まされた唾液のせいでさらに。目の焦点も揺れるほどだ。
 
 一松は、汗をまとった指をカラ松の口に入れた。

 まだ許されないらしい。さらに飢えることを求められている。
 ぬらぬらと、舌を撫で回される。口蓋をなぞられる。
 目を閉じたカラ松が塩味を舐め取るように舌を絡めれば、またお預け、指は抜き去られた。ぐるりと一周させてから。

 その指を、一松が自分の口内に迎え入れる。ずるりとすする。再度カラ松の口を指で犯す。またすする。見せつけるように。
 無意識にカラ松は、短パンの前を握った。
 三度目の指は、親指だった。

「触んな」

 短い命令に、腰がヒクンと浮く。
 いままでより太いそれをずるずると押し込まれ、付け根のふっくらした丘のあたりで口を大きくこじ開けられる。指先は喉奥までゆうに届く。成人男子の手だ。小さくはない。

「ぐごっ……」

 カラ松の目に生理的な涙が浮いて、ふぅふぅと鼻息が荒くなる。一松は手を動かさない。息を詰めて熱い目をして、みっともない顔をしたカラ松を見つめる。

 カラ松は、一松の指から注ぎ込まれた疼きが下腹に溢れ出して、身をよじった。

「んふぅ……」

 含まされた指の脇から吐息が漏れた。その吐息を飲み込むかのように、一松が唇を寄せる。入れ違いに親指が出て行く。
 出て行った唾液まみれの親指は、カラ松のタンクトップをかいくぐって胸板をまさぐった。探り当てた乳首を押し潰すようにされて、乳首はぬめりでつるつると逃げる。
 キスはやはり汗の味がする。お互いの味と。唇が、汗でぬるつく。
 二人の間にあった一松の手が、カラ松の腰を抱いた。ビクつくそこを、逃がさないというように強く引き寄せる。逃げたりなどしないのに。どれだけ乳首がビリビリと快感を送り込んできても、逃げたりなどしないのに。
/12ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ