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恋はいつでも平行線【完結】
第28章 *二十八*

ナカは灼熱のように熱いからなのか、冷たさが気持ちよくて、勝手に腰が揺れ始めた。
わたしを撫でている雪さんである水は、冷たさは返してくるけれど、わたしを濡らしはしなかった。
どれくらい、ナカを探られていただろうか。
何度も高みへと連れて行かれ、ちかちかと目の裏に星が飛び、真っ白になった頃。
ようやくするりとわたしのナカから抜け出した。
荒い息を吐きながら、呼吸を整えていると、水は満足したのか、わたしから離れた。
そして、水のまま、ふすまの隙間を通り抜け、臣哉と青の元へ──って、あれは、なに?
青白い満月の下に見えるのは、向こう側が陽炎のように見える人の形をした水と、空を飛ぶ細長い水と──目視で三メートル以上はありそうな、黒い影。
わたしが目を離した隙に、なにが起こったのか。
ただわかることは、空を飛ぶ水は雪さんで、その向こうの人型の水が青で……。
となると、あの黒い影は、臣哉?
なにが、どうなってるの?
空を飛ぶ水は、青にたどり着くと、合体したようだった。
それを見て、どうしてだろう、胸がずきんと痛んだ。
青と雪さんは、元はひとつだった。
だから合わさっても、別におかしなことはない。
それなのに、どうしてだろう。
目の前で、青の浮気現場に居合わせたような気持ちになった。
青には、わたしだけしかいないなんて、勘違いをしていた?
それとも、青がわたしを好きといったのに、雪さんを受け入れたから?
青に抱かれていると、溶け合って、ひとつになりたいと何度も思った。
でも、そんなこと、不可能で。
どれだけ重なっても、どれだけ交わっても、一つになっても、溶け合うことはできなかった。
それなのに、雪さんはいとも簡単に、わたしの目の前で、青とひとつになった。
わたし、雪さんに、嫉妬してるんだ。
そう気がついて、胸がさらに痛くなった。
胸の痛みに涙が出そうだったけれど、状況がそれを許してくれなかった。
青と雪さんが合わさったことで、先ほどより大きくなったけれど、それでも黒い影と比べると、まだ小さい。
お互いがにらみ合ったまま、動かない。
わたしを撫でている雪さんである水は、冷たさは返してくるけれど、わたしを濡らしはしなかった。
どれくらい、ナカを探られていただろうか。
何度も高みへと連れて行かれ、ちかちかと目の裏に星が飛び、真っ白になった頃。
ようやくするりとわたしのナカから抜け出した。
荒い息を吐きながら、呼吸を整えていると、水は満足したのか、わたしから離れた。
そして、水のまま、ふすまの隙間を通り抜け、臣哉と青の元へ──って、あれは、なに?
青白い満月の下に見えるのは、向こう側が陽炎のように見える人の形をした水と、空を飛ぶ細長い水と──目視で三メートル以上はありそうな、黒い影。
わたしが目を離した隙に、なにが起こったのか。
ただわかることは、空を飛ぶ水は雪さんで、その向こうの人型の水が青で……。
となると、あの黒い影は、臣哉?
なにが、どうなってるの?
空を飛ぶ水は、青にたどり着くと、合体したようだった。
それを見て、どうしてだろう、胸がずきんと痛んだ。
青と雪さんは、元はひとつだった。
だから合わさっても、別におかしなことはない。
それなのに、どうしてだろう。
目の前で、青の浮気現場に居合わせたような気持ちになった。
青には、わたしだけしかいないなんて、勘違いをしていた?
それとも、青がわたしを好きといったのに、雪さんを受け入れたから?
青に抱かれていると、溶け合って、ひとつになりたいと何度も思った。
でも、そんなこと、不可能で。
どれだけ重なっても、どれだけ交わっても、一つになっても、溶け合うことはできなかった。
それなのに、雪さんはいとも簡単に、わたしの目の前で、青とひとつになった。
わたし、雪さんに、嫉妬してるんだ。
そう気がついて、胸がさらに痛くなった。
胸の痛みに涙が出そうだったけれど、状況がそれを許してくれなかった。
青と雪さんが合わさったことで、先ほどより大きくなったけれど、それでも黒い影と比べると、まだ小さい。
お互いがにらみ合ったまま、動かない。

