この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋はいつでも平行線【完結】
第4章 *四*
 臣哉の手は肩からするりと滑り、袷(あわせ)の間から手のひらが入り込み、遠慮なく左胸をわしづかみにされた。

「ぁぁぁんっ」

 手のひらでぐにぐにと胸を揉まれ、すでに尖って敏感になっていた乳首を擦られ、思いもよらない、誘うような声が洩れた。
 臣哉の指先が、手のひらが、わたしの胸をこねたり、揉んだりしている。それだけで終わるわけがなく、白い浴衣ははだけられ、唇でも愛撫をされた。
 両胸を手で揉まれ、鎖骨やその周辺の肌に吸い付かれ、そのたびにわたしの口から、あられのない声が、勝手に洩れた。

「おっぱい、気持ちよすぎ」

 臣哉の手は容赦なく、わたしを追い詰めていく。
 しかも、あろうことか、胸を揉んでいた手はどんどんと下へと移動していて、お腹周りを撫でられ、腰をさすり、太ももを撫でまわした後、内側に指が伸びた。

「ぁ……、だ、めっ」

 臣哉に与えられた愛撫のせいで、すでに身体に力が入らなかったけれど、必死になって抵抗は試みた。
 足に力を入れて、太ももを閉じようとしたけれど、すでに遅く、がっつりと膝をつかまれて、無理やり開かれた。
 しかも、臣哉は躊躇することなく股の間に顔をうずめた、ところまでは見た。わたしはあまりのことに恥ずかしすぎて、慌てて視線をそらした。

「ひゃあっ」

 自分でさえ指で触るのが怖くてあんまり触れたことがない場所に、感じたことがない熱いぬめりがあった。
 怖くて股のあたりに視線を向けられないけれど、臣哉の頭がそこにあった、ということは……臣哉にあそこを見られた挙句、舐められている?

「……やっ」

 指で広げられて、舐められているというのが感触で分かった。
 舌の先を入れられ、ナカを舐められて……。

 そんなことをされたら、お腹の奥が変にキュンキュンして、むずむずしてきた。

「あぁぁぁっ」

 やだ、そんなのじゃ、足りない。
 もっと、奥にほしい……!

 この甘い刺激をだれが与えているのか──、なんてことが、わたしの頭からすっぽり抜け落ち、わたしは狂ったように甘い声を上げた。

「あっ、やぁ、もっと……!」
/187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ