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恋はいつでも平行線【完結】
第1章 *一*
 ……でもこれ、きちんと意味があってやってるんです。

 話せば長くなるので、簡単に申し上げますが、これ、とある儀式の前段階でして、それのための準備をしているのですよ。

「あっ、ぁぁんっ」

 声が出ないように頑張ったのに、やっぱり出てしまった。
 だれも聞いていないと分かっていても、恥ずかしい。

 儀式の内容的に気持ちよくなるのは致し方ないんだけど、正直な話、感じている自分が後ろ暗いのだ。だって、儀式だよ? 気持ちよくなっちゃっていいの?

 この儀式を伝承してくれた祖母曰く、感じれば感じただけ『ヨク』なるからいい、らしいからいいんだけど、月の物が来ているときはともかくとして、それ以外は毎日欠かさず寝起きにオナって気持ち良くなって、それってイイコトなんですか……?

 だからとにかく素早く手短にと、こうして毎朝、自分の身体を速効で極限まで導けるように訓練をしていたら、乳首をこねるだけでイケるようになってしまったのですよ──処女なのに。

 悲しいかな、体験はないのに、一人で簡単にイケる身体に自分で開発してしまったのですよ!

 今日も一番イきやすくて、膣分泌液……というと元も子もないんだけど──を採取しやすいように壁により掛かり、股の間に白いお皿を挟んで、乳首を摘まむ。
 蜜口からとろりとした液がこぼれてきて、ぽたりと音を立てて皿に落ちているのが聞こえた。
 もう少し感じて、後一・二滴くらい出るまで──と乳首に力を入れた途端。

 がちゃり。

 と、玄関のドアが開く音。

 ……え?
 ちょ、ちょ?
 え、今、玄関が開いた音がした?

 わたしが寝起きしているこの建物の持ち主は、伯父であるのだけど、彼は別のところで寝泊まりしているし、滅多なことではここにはやってこない。
 それに、だれかが来る場合、前もって連絡が入る。

 わたしの記憶間違いではなければ、今日はだれも来ないはず。
 それとも、予定が変わったの?

 パニックに陥ったわたしだけれど、身体はまた別の反応を示し、びっくりしたことで乳首を強くひねってしまったため、刺激を受けて、ナカからとんでもない量の液体がこぼれ落ちた。

「あっ、あぁっ」

 お皿で受け止められないくらいの量がこぼれ落ちているのが感覚で分かった。
 あぁ、すごくもったいない!

「んっ、ゃぁっ、ぁっ、ぁぁっ!」
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